中川一郎の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中川国務大臣 もう御指摘のとおりでございまして、そういう姿勢で臨んでまいりましたし、結果としても、いま申し上げたように六十億ドルからの調整をやる、それで農業の受け持ったのは一%程度の六千万ドル程度になるかならないかくらいでございます。したがって、九九%は工業でやるという姿勢をとったし、そういう結果になっておるわけでございます。
なお、それでは農業は一切知らぬのだ、工業でやればいいんでおれらはあずかり知らぬところだ、こうまで言えることかなということになると、もし今度の折衝が決裂をして工業で保護貿易にでもなるということになれば、やはり日本の経済の中に日本の農業もあることであって、経済全体がおかしくなれば、ひいては失業の問題、大変な問題も出てまいりますし。そのことが農村経済にも大きく影響してくる。直接は関係なくても、間接的にはともどもにやはり国の経済というものはバランスがとれて成立をしているものでありますから、全くそっちのことだ、おれら全く知らないということで処することが農家のためになるか、この辺も考えなければいけないところである。しかし、農業がそのことによって傷がつくようなこと、悪影響が起きるようなことだけは避けなければいかぬということで、先日来御議論がありますように、牛肉についても、畜産農家には悪影響を与えない、またオレンジについても、量あるいは入れる時期等を十分配慮して実質与えない、こういう対処の仕方、しかも、もし万が一これに支障を与えるようになれば国内政策でこれをカバーをする、こういうことで、農業が責任を持つものではないけれども、もちろんそうではあるが、できるだけ傷のつかない範囲内で協力できるものがあったらやろう、こういう態度で臨んだ、こういうわけであります。