大出俊の発言 (予算委員会)

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○大出委員 大変結構な御答弁をいただきまして、しかも悲観でも楽観でもないという非常に冷静な御答弁でございます。
 そこのところで問題は、相手国並びに国際環境が一つございます。大きな問題として。こういうことを言っては恐縮なんですけれども、皆さんの党の内部の事情もございましょうし、いろいろな要因がございます。しかも、大変積極的に訪中の意思をお持ちであったやに見受けられる外務大臣が、昨今の情勢の中では行くような行かぬようなことをちらっと述べられる。問題は、物が煮詰まれば慎重にならざるを得ぬという、そこらではないかという気がするのでありますが、内外、身内という問題もございましょうからなかなかむずかしいのだと思いますけれども、見方によれば少し足踏みという感じもする。そこらのところをどうお考えかという点と、もう一つ大変重要な問題は、第一回の佐藤・韓会談が二月十四日にございました。一つは「日中両国が覇権反対の解釈で意思統一する必要はない」、二番目に「ただ、日本が覇権反対について、何らかの意向を表明することは自由である」との見解を表明したというわけでありますが、ところが総理、これは後から総理に承らなければいけませんが、総理は「日本の意向表明に打開の道があると判断したものの、「覇権問題で日中間に一点の食い違いもあってはならない」」これは政府の立場から。こういう問題点がもう一つございます。
 いま私、大きく言えば二つ申し上げたのでありますが、まず園田さんの方から、この点は一体どういうふうに受け取ればいいか、話していただける限度で結構でございますから触れていただきたいのであります。

発言情報

speech_id: 108405261X02119780306_012

発言者: 大出俊

speaker_id: 17168

日付: 1978-03-06

院: 衆議院

会議名: 予算委員会