安田安次郎の発言 (予算委員会公聴会)

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○安田公述人 二点について申し上げます。
 まず第一点の、予算を早くやってもらいたい、公共事業との問題でありますが、先ほど申し上げましたように、昨年からよりも、最近に至りまして鉄鋼市況が非常に立て直りつつあるし、堅調になってまいりました。その大きな原因の一つは、今度は大型予算が組まれたということ、それから二十万トンの海外の無償援助が市中から買い上げられるのだというようなこと、こういったものが一つのムードになっております。これがおくれるということになるとまた冷えるので、できるだけ早くやっていただきたいと言うただけでございまして、別に数字的根拠で申し上げたのではございません。
 第二の点の半製品の備蓄という点でありますけれども、これは主として資金繰りの関係でありまして、現在電炉メーカーそのものは非常に苦しい資金繰りでありますので、それはカルテルもやり工業組合をやっても最終製品でやっておりますので、半製品は自由につくれる仕組みになっているから、自由につくってもどこにも持っていくところがないが、これを買い上げて備蓄をしていただくようになると、それだけ資金繰りがよくなる、こういうことであります。
 しからば、製品をもっとつくって備蓄したらということになりますと、製品というものは、備蓄すると品質が悪化するわけであります。したがって、どうせするなら鉄源にしておいて半製品にしておけば、それはいざというときにはどんな姿の製品にも変わり得るということで、半製品というものが出ている。ただ、電炉メーカーよりも一貫メーカーが負う量が圧倒的に多いので、私がここで決定的なことは申し上げられませんが、趣旨はそういうことだと考えております。

発言情報

speech_id: 108405262X00219780210_019

発言者: 安田安次郎

speaker_id: 23125

日付: 1978-02-10

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会