山田久就の発言 (公害対策及び環境保全特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(山田久就君) この後継法の策定ということについては、その基本的な精神を受け継いでいく、また措置を受け継いでいくというほかに、できるだけいろんな点の考慮から、さらにつけ加えるものはつけ加えてということで一生懸命に努力してまいったつもりでございます。
 率直に言って、各方面にこれがまたがっておりまするので、いろいろそういう方面の抵抗が足を引っ張ってあったのじゃないかというような御懸念もあろうかと思いまするけれども、そういうことよりも、やっぱり環境保全ということについては、御案内のとおり、水質汚濁防止法を初めとしていろいろな基本的なそのための法制度というものがございまして、その法制度との調整を図りながら、しかもこの瀬戸内海の特殊性というものを生かしてこの法というものをつくり上げていくということは、これは相当なやっぱり検討と努力を要する面でございまして、そういう面でかなりの日時を要したということ、この点は、まあわれわれ言いわけを申し上げるんじゃないけれども、みんなも非常に苦心してやってもらって、少し時間もかかったという点もあったと思っております。
 さらに、御案内のように、ちょうどこの瀬戸内海の法制のほかに、東京湾、伊勢湾その他の閉鎖性水域の水質保全対策というものをこれと同時に考えていくと、この点は同時に瀬戸内海に対しての問題でもあるけれども、他の、一般的に生活に密着した、ことに都市に非常に関係の深いところの閉鎖性水域というものをきれいにしていくということを制度化していこうと、われわれも非常な決意を持ってその体制をとにかくつくり上げていくということに努力しようとしたわけでございまして、実際問題として、日本の下水道の普及率というような問題等にかんがみて、その実効性とかいろんな点は議論がある中ではございまするけれども、しかしながら、実情を踏まえながら、しかもそういう大事な面に進んでいく一つの体制づくりという努力をしようというようなところに、われわれの熱意と努力も買っていただきたいと思いまするが、同時に、なかなかこれは大きな問題でございまするので、やはりその点の調整にも時間がかかったと、このような事情であった点、ひとつ御理解いただきたいと思うわけでございます。

発言情報

speech_id: 108414205X01319780512_005

発言者: 山田久就

speaker_id: 11190

日付: 1978-05-12

院: 参議院

会議名: 公害対策及び環境保全特別委員会