二瓶博の発言 (公害対策及び環境保全特別委員会)

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○政府委員(二瓶博君) 技術的には、先ほどの燐にしろ窒素にしろ遺憾ながらそういう段階でございます。
 ただ問題は、今回この後継ぎ法というものをどういう内容の法律にするかということでわれわれいろいろ考えた際に、瀬戸内海の水質は、COD二分の一カットの措置等によってCODなどは非常に改善の兆しが出てきている。あるいは透明度がよくなったと、そう言っているやさきに、八月の末に大規模赤潮がばっと出たと、何がきれいになったのかという批判が非常にあったわけでございます。もちろん、この富栄養化による被害というのは、大規模赤潮の発生による養殖ハマチの斃死というのが非常に大々的に報道されますけれども、それ以外に、海水浴場などが、赤潮が出たということで遊泳禁止の日が相当続くとか、あるいは赤潮プランクトンが斃死することによってその悪臭に悩まされて住民がなかなか夜も寝れぬというような、いろんな苦情もあるということでございますので、これは何かそういう富栄養化による被害の防止という角度のものを、今回後継法というものを提案するのであればこの中に、それはそれほどばりっとしたものは期待できないわけです、いまの科学的ないろいろな状態からすれば。しかし、何らかの手を先駆的にでも、これは不十分だというおしかりもあるかもしれませんけれども、やれるぎりぎりのものは何とか織り込んでみようということで、行政指導ベースのものではございましたけれども、これを織り込んだと、こういうような次第でございます。

発言情報

speech_id: 108414205X01319780512_025

発言者: 二瓶博

speaker_id: 32339

日付: 1978-05-12

院: 参議院

会議名: 公害対策及び環境保全特別委員会