多田省吾の発言 (予算委員会)

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○多田省吾君 私は、いまの総理の御答弁にはなはだ不満でございます。なぜならば、憲法軽視であり、国民の権利を無視しているからです。
 私は、地方区の定数是正こそ最優先すべきだと思います。なぜならば、国民の一票の権利が鳥取と神奈川県ではすでに一対五・五、神奈川県の皆様は五・五分の一の権利しか持ち合わせていないわけです。だからこそ最高裁の判決、これは衆議院の定数是正においてやったわけですが、法制局長官もはっきりとこれは両院に通ずる問題だと言っておるわけです。しかるに政府・自民党は、いつも、自治大臣は第六次、第七次の際も是正しますと言いながら、それを昭和四十六年のときも四十九年のときも、五十二年のときもサボってきたんじゃありませんか。これはまず最優先すべきです。ところが、自民党の案を見ますと、東京と神奈川をふやして、それから北海道と栃木を減らすというような案で、鳥取と大阪の関係はまだ一対四・七というぐあいに、アンバランスあるいは逆転現象がずいぶん残っています。こういうものではいけないと思う。
 また、私は、全国区制度につきましてはやはり拙速はいけないと思うのです。いま第八次選挙制度審議会をやると遅くなると申されましたけれども、有識者あるいは学識経験者等もさまざまな意見を持っている、広く国民の意見を求めるべきだ。やはりこの際、公正な委員を選出いたしまして十分に悔いの残らないように私は検討すべきだ、このように思いますが、いかがでございますか。

発言情報

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発言者: 多田省吾

speaker_id: 17808

日付: 1978-03-11

院: 参議院

会議名: 予算委員会