上田耕一郎の発言 (予算委員会)

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○上田耕一郎君 「朝日ジャーナル」の去年の七月一日、七月八日に、同じくブルッキングス研究所の所員のデスラー、福井、佐藤三氏の繊維交渉についての論文の翻訳が載っております。これは近く発行されます大部の本の第七章であります。この中にはかなり詳しくこの密使との関係が書いてありまして、「佐藤が送り込んだ人物は政府高官ではなく、沖繩問題やその関連問題について佐藤にしばしば助言を与えていた専門学者たちの「大浜グループ」につらなるある民間人だった。」と、そう書かれてあります。そして、キッシンジャーは、その人物が八月に来たとき、果たしてその人物が佐藤首相の本当の代理人であると確かめた後、数度にわたる会談を行った。そして、その後長距離電話でひそかに話し合ったと。そのとき、暗号を使って、「あなたの友人」と言えば佐藤首相のこと、「私の友人」と言えばニクソンのこと、そういうことを行ったと書かれております。
 これらの事実を見ますと、外務省は知らないと言われますけれども、ブルッキングス研究所、特にハルペリンが責任を持ったこの研究でアメリカがこういう問題を公表している事実について、われわれは大きな疑惑を持たざるを得ません。外務省は御存じないと言いますけれども、恐らく国家の最高機密に属するものと思いますので、福田首相はこういう件について御存じですか。

発言情報

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発言者: 上田耕一郎

speaker_id: 18354

日付: 1978-03-15

院: 参議院

会議名: 予算委員会