櫻内義雄の発言 (建設委員会)

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○櫻内国務大臣 先ほど局長の方からニュータウン建設が及ぼす影響として、関連公共施設整備負担の増大とか交通手段確保の必要性とか自然環境保全との調整とか、いろいろ申し上げたのでありますが、私は、日本の国土の状況あるいは今後の人口増の傾向などを考えた場合に、こういう大きなニュータウンの建設というものは必要だという立場でございます。
 これは大きいようではあるが、土地あるいは空間に向かって非常に高度の利用をしておるわけですね。イギリスの例なんか先ほど申し上げておりますが、面積と人口の割合から言えば相当ゆとりがある。しかし日本の場合は、三千ヘクタール程度に四十万ぐらいな人口を考えるのですから、大きいというより、むしろ土地と空間は細かく使っておるわけですね。それだけに非常にいろいろな問題点があります。ありますから、それに対する十分な準備をしながら効率的に利用していく。
 それから石川委員おっしゃるように、人口をそこへ集中して、それじゃ、その住んでいる諸君はどうやって暮らすのだ。職住近接ということとは、ほど遠いじゃないか、それは当然考えなければならぬと思いますが、周辺地域に適切な産業を考えるとか、あるいは交通手段によって適切な職場を得るとかいうような考え方をしていいのではないか。これからの日本の国土の開発。都市のあり方については、あらゆる角度から検討しなければならない。石川委員のおっしゃっていることは私にも十分理解ができます。といって、いまのニュータウンの状況を、もう変更しなければならないのかということになると、にわかに私としての決意ができかねる、こう申し上げておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 櫻内義雄

speaker_id: 30080

日付: 1978-10-18

院: 衆議院

会議名: 建設委員会