武藤山治の発言 (予算委員会)
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○武藤(山)委員 総理は、経済運営はうまくいっているかという質問に対して、まあまあいいところへいっている、そして中身を少々述べたのでありますが、輸出の面だけがうまくいっていない、こういう認識のようであります。
私は、経済というのは、物価が安定をしていればそれですべてよろしいとか、あるいは七%が実現すればすべてがうまくいっているなんという単純な経済観というのは間違いだと思うのであります。
いま日本を見渡すと、総理、国際収支の不均衡、これは世界じゅうから日本が指摘をされておる。この不均衡の問題、あるいは雇用需給の不均衡、失業者が百二十一万人もいる、均衡がとれていない、これは経済がへまをいっている証拠なのであります。財政収支の不均衡、四十三兆円も借金のある財政、特に国債発行に踏み切ったのは福田大蔵大臣のときなのです。それまで日本の財政は国債発行を禁止していた。責任は重いですよ。しかも、その不均衡はますます大きくなっている。来年度予算もまた、この不均衡は大きくなるでしょう。この国際収支の不均衡や雇用需給の不均衡、財政の不均衡をもたらした政府の経済運営はうまくいっているのですか。私はうまくいっていないと思うが、もう一度はっきり答えてください。