澤邊守の発言 (決算委員会)

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○政府委員(澤邊守君) 基本的な考えにつきましては大臣からお答えしたとおりでございますが、私どもは流通の改善につきまして、消費拡大ということを一つの目標にした改善をしていきたいというふうに思っております。その場合、現行法との関係で御心配をされているのではないかというふうに思いますが、私どもとしては現行法の範囲内においてやる。したがいまして、現在法律に基づきまして販売業者の登録をいたしております。小売業者も、卸売業者も。そういう制度をやめてしまうとかというようなことまでは考えておるわけではございませんので、競争的な市場原理を導入すると言いましても、現在の法律の範囲内、制度の範囲内において行うということを考えておるわけでございます。
 そこで、消費拡大とその流通改善なり競争原理の導入というのはどういう関係かという点について私どもの考えを申し上げますと、やはり小売の問題が一番大事だと思いますけれども、現在、米の販売は店舗の数も、あるいは新規参入というものも非常に限定されております。これは現在の仕組みがそうなっておると、法律に基づく政令以下の運用でそのような運用をしておると、その辺がやはり他の競合食品、たとえばパンであり、めん類というものと直接主食として競合する面があるわけですが、これらの他の業種と比べますと、店舗は他の業種はもちろん自由に幾らでもふやし得るということで、競争しながら販売努力をしているわけでございますが、米の場合は、ただいま申し上げましたように、登録店の制度が非常に厳格に運用されているといいますか、弾力性がないために、店舗はふやせない、あるいは新たに参入できないというような面がございますので、これを無原則、自由にするというところまで考えているわけでございませんけれども、現在の登録制度の範囲内において、その辺を弾力化することによって、競争によって販売努力をする、それによって消費の拡大につながっていくというようなことを考えておるわけでございます。重点はもちろん小売段階でございますけれども、小売段階でそのような考えを実施してまいりますと、当然卸段階あるいは集荷段階にまで影響が出てくる面がございますので、それら各段階を通じていまのような基本的な考えの範囲内において検討しておるところでございます。

発言情報

speech_id: 108514103X00319781016_012

発言者: 澤邊守

speaker_id: 9952

日付: 1978-10-16

院: 参議院

会議名: 決算委員会