吉田正雄の発言 (決算委員会)

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○吉田正雄君 その次に大臣にお尋ねをしたいんですが、古米在庫の処理をどのようにお考えになっているのか。これも大分新聞論調等をにぎわしているんですけれども、御承知のように、本年も豊作であるというふうなことで古米在庫が累増していることは確かです。しかし、全国の農民の政府の指示する生産調整数量を涙ぐましい努力で消化をしておるわけですし、最終的なまだまとまった数字を聞いておりませんからわかりませんが、私は新潟県ですが、生産減反調整には反対だと言っている新潟県ですら、いまや目標を一割もオーバーをするという達成率になっているんですね。そういう努力をしておるんですけれども、ところが一方で、生産者米価が五十二年の場合にはわずか四%、五十三年産米においては据え置くという、物価上昇にも追いつかないそういう生産者米価で、実質的に農民の生活というのは切り下げを余儀なくされているわけですよね。つまり、政府の要請に全面的に協力をしながら、なおかつ、実際に報われているところというのは少ないわけですね。しかも、農家からするならば、この古米の累増というのはこれは農家の責任じゃないわけですよ。政府の方針に従ってやってきてなおかつそうなっているんですから、先ほども申し上げましたように、この余剰米については、これは政府の責任で当然処理をすべきものなんですね。
 そこでお聞きをしたいんですけれども、私が心配なのは、この古米在庫の処理についてまだ方針が決まっていないんじゃないかと、五十四年度予算の要求の中を見ても、どうもその辺がはっきりしてないということがあるわけです。方針が決まらない理由というのは何なのか。
 それから、まさかと思うんですけれども、在庫の過剰宣伝をすることによって食管制度廃止の世論づくりというものを意図的に行っているんではないかと、これは勘ぐりであれば幸いなんですが、そんなことはないと思うんですけれども。いま言ったように、処理の方針が決まっていないと思うんですけれども——決まっていたら聞かしてください。きのうあたり決まっているかもわかりませんが、決まっておらなかったらその理由と、いま言った心配の世論づくりではないかという点について、まずお聞かせ願いたいと思うんです。

発言情報

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発言者: 吉田正雄

speaker_id: 30796

日付: 1978-10-16

院: 参議院

会議名: 決算委員会