穐山篤の発言 (決算委員会)
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○穐山篤君 いま総裁も指摘をされたのですが、国会の論争を歴史的に調べてみましても、集中的に審議されましたのは、運賃法あるいは日本国有鉄道法の改正に伴いまして、五十一年の十月七十八国会、あるいは昨年の十一月、十二月の八十二、八十三国会で、集中的に国鉄の経営の問題あるいは体質、財政その他いろいろな問題が議論をされたわけですが、最終的には運賃法も国有鉄道法の一部改正も、結果として法律が成立をしたわけです。
さて、その過程で一番私どもが取り上げましたのは、国鉄が幾ら努力をしてみても財政問題については再建のめどがつかない。その一つの重要な因子として構造的欠損というものがある。これは国の国鉄に対します政策責任の分野というものを明確にすべきだ、この議論が集中的に行われまして、議事録を読んでみますと、多少ニュアンスの違いはありますけれども、私の理解では、政府側も構造的な欠損の部分については、五十三年、五十四年、細かいことを含めて詰めるけれども、大綱的に言えば、その構造的な欠損については国がしょわなければならないと思うというふうにまとめられていると私は理解をするわけです。当然、追及をしました野党側の構造的欠損の考え方、それから、総裁が答弁をしました範囲、それから、当時福永運輸大臣、あるいは田村運輸大臣が答弁をいたしました構造的欠損の限界というものについて多少のニュアンスの違いはありましたけれども、大筋、その大綱については認められているというふうに私は思うわけです。
それと同時に、去年、おととしの暮れの議論としましては、可能な限り国会の審議を尊重をしながら、五十三年、五十四年でそこの部分について十分に詰めたいと、当然それは国鉄側も研究するであろうし、運輸省側も研究する、あるいはその突き合わせをするということになろうと思うんです。
で、すでに一年を経過しているわけですが、さて、最初に国鉄当局側から、国鉄としては構造的欠損というものをこういうふうに考えると、できれば項目だけでも羅列をしていただきたい。その次に、運輸省の方から、一年間研究をした経緯を含めて、こういうものが国鉄の構造的な欠損だと思うと、この構造的欠損とそれからどう解決するかという話は切り離して、とりあえずは構造的欠損というのは何かというのをちょっと明らかにしてもらいたい。