高木文雄の発言 (決算委員会)
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○説明員(高木文雄君) そこが一番大事なところでございまして、いろいろ作業いたしております。現実問題として、内部の作業としてはいろいろな数字が出てきております。しかし、ローカル線の問題一つとらえましても、現在ローカル線の赤字は、五十二年度で約二千五百億と称しておりますけれども、これは全体の二万一千キロの営業の中で九千二百キロ前後に当たる部分がいわゆるローカル線という概念に入るのではないかという前提で計算をしているわけでございます。ところが、そのことについて、まだ政府の中で必ずしもその部分はなるほど無理な部分だなあということをお認めいただくというところまで行っておりませんので、先ほど運輸省からお話ございましたように、しかるべき機関でしかるべく御検討いただいておるところでございますし、仮にその範囲が決まりましても、そのうちどの程度のものがわれわれの努力でまだ圧縮し得るかということが、なかなか作業が進みません。鋭意努力はいたしておりますけど、地方の住民の方々から簡単には御賛成を得られるということがないわけでございます。たとえば駅の職員の数を少し減らす、あるいはまた無人駅にするとか委託駅にするとかいうことをいろいろやっておりますけれども、なかなか御了解が得られないということでございまして、そういう意味で、われわれの努力によってそれを減すべき部分が確定をいたしてこないわけでございます。
そうしたことは他の三項目についてもいろいろあるわけでございまして、まだこういう公の場において八千億を二つに分けて幾らと幾らというふうに申し上げる段階に至っていないわけでございまして、それを何とかいろいろ幾つかの前提を置きましてもこんな数字になりますからということを来年中にまとめ上げなきゃならないということで、かなり大仕事でございますけれども、これは先ほど来のお話がありますように、国会の審議の際に示された一つの大きな国鉄経営の基本となる方針でございますし、閣議で了解をされていることでもございますので、何とか来年いっぱいにはまとめなきゃならぬというつもりで相当の精力をそこへ注ぎまして、具体的には大ぜいの職員がそれに当たりましてやっております。しかし、数字でお示しすることだけはまだ今日の段階ではとうていできるところまで作業がいっていないということで御了解をいただきたいと存じます。