浜田幸一の発言 (運輸委員会)

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○浜田委員 いま、はからずも第三セクターによる建設が地元の要望として出てきたので、それを国側は取り入れたにすぎないという御回答でありますが、私は、そうだとすると非常に矛盾を感じざるを得ない。ということは、要求があった場合に、それは国鉄のどこの駅と芝山をつなぐということではなくて、たとえば成田までの間二・七キロを六十億程度のものでやられるとするならば、その程度の全額負担を国がすべきではないかと私は申し上げているのです。それがたまたま京成につながろうと国鉄の駅につながろうと、そのことについては、それは便利さについては一切関係ないわけでありますから、それが六十数億円かかるものであるとすれば、いまあなた方の方で、現在、空港関連の周辺開発費で芝山町には二億五、六千万程度のものを、これは空港関連の予算で援助するということになっており、その中の一部分を負担すればいいということですけれども、私はそうは考えない。問題は、あれだけ町長宅に焼き討ちが行われたり、いろんな反対闘争のあるところを説得するためには、当然、六十億程度のものをやることによってあの周辺の交通が改善されるとすれば、その金をたとえば千葉県の説得費というか協力要請に対する配慮として国が温かい考え方で助成しても間違いではないのではないか。
 むしろわれわれが聞いている段階では、やはりいま国鉄をすぐ持っていくわけにもいかない、京成の延長である、そういうことから第三セクターでやることが一番早く解決する道だからその道を選んだというふうに聞いているのです。ところが、航空局長に御答弁いただくと、それは地元の要請があったからだと言われますけれども、私は、そうだとすると、これはちょっと矛盾が多過ぎるなという考えを持たざるを得ないのです。
 たとえば、その六十億円の金を国が京成の延長に出して運営管理費を京成に払ってやってみたところで、これは仕事がおくれる理由にはなりませんね。
 ですから、そういう点もあわせてもう一回御答弁をいただきたいのですけれども、国がそれを第三セクターにしてやった方がいいと思った理由は、その方が早くできるからということなのか、それだけなのかどうか、それが一つ。
 それから、もう一つこの際聞いておきたいことは、もしこれが二十五年なら二十五年、三十年なら三十年の長期的な運営によってその採算性が確保されるというふうに聞いているのですけれども、長期的な見通しはそうだと言われていますけれども、私は、現在の国鉄のあり方そのもの、京成の内容、そういうものを見ても、黒字になっている鉄道というのは少ないですね、国鉄関係でも。そうだとすれば、黒字になる見通しのあるものを第三セクターに任せて運営をさせて、そして、もし仮に赤字が多く出ました場合には、それは地方団体にその負担をさせなければならないわけですから、してもらうわけですから、そういうしわ寄せは当然出てくるんですね。
 ですから、そういう点について、私は、あくまでもこの公団法に賛成の立場で御質問しているのですけれども、ここできちっとしておかなければいけないのは、たとえばもしそういう第三セクターでやって赤字が出た場合に、長期的な見通しの上に立って黒字である、黒字が出ると言うけれども、赤字であった場合に、地方の財政支出に悪影響を与えないような歯どめを何かお考えいただいているかどうか、この二点をまずお伺いしておきます。

発言情報

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発言者: 浜田幸一

speaker_id: 33124

日付: 1979-05-29

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会