金子一平の発言 (大蔵委員会)
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○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりましたアフリカ開発基金への参加に伴う措置に関する法律及び米州開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
わが国は、現在、政府開発援助三年間倍増の方針に沿った経済協力の拡充に努力を払っているところでありますが、そのためには、国際開発金融機関に対しても引き続き積極的な協力を行う必要があります。
アフリカ開発基金及び米州開発銀行はともに、それぞれアフリカ及びラテンアメリカの開発途上国の開発の促進を目的とする地域開発金融機関であります。わが国は、アフリカ開発基金については設立時の昭和四十八年に、また米州開発銀行については他の域外先進諸国とともに昭和五十一年にそれぞれ加盟し、自来、両機関の活動を積極的に支援してきたところであります。今般、両機関におきまして、その円滑な事業活動を継続し得るよう増資を行うこととなりました。これに伴い、わが国は、現在の合衆国ドルで申しまして、アフリカ開発基金に対しては総額約一億四千八百万ドルの追加出資を、また、米州開発銀行に対しては総額約一億四千二百万ドルの追加出資をそれぞれ行いたいと考えております。
このため、本法律案において、政府は従来の出資金額のほか、予算で定める金額の範囲内において、両機関に対し、出資することができることとし、あわせて昭和五十四年度予算において所要の追加出資の限度額について御承認をお願いしている次第であります。
このたびの改正は、最近における国際開発金融機関の増資が頻繁に行われることを考慮したものであり、これによってわが国のこれら開発金融機関に対する積極的協力姿勢を明らかにすることにもなると考えられます。政府としては、最近におけるわが国の経済協力に寄せられている大きな期待にもかんがみ、本法律案の成立後速やかに増資応募の通告を行いたいと考えております。
以上が、この法律案の提案の理由及び内容であります。
何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。