伊藤茂の発言 (大蔵委員会)

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○伊藤(茂)委員 ただいま大臣から御説明のありました議題について具体的な質問に入る前に、南北問題に関連をして一、二政府の姿勢をお伺したいと思います。
 まず一つは、間もなくマニラでUNCTADの総会が予定をされている、それから六月には注目の東京サミットが開催をされることになるわけであります。それらの中で政府側から、また大平総理の方からも、南北問題を積極的に提起をしたいという見解が出されております。しかしその中身については、いろいろと当面する問題が山積をしているせいか必ずしも明らかではございません。UNCTADの総会あるいは東京サミットなどで主要議題として日本側からも意欲的に対応したいというふうに言われております南北問題にどういう中身、どういう柱で対応されようとしているのか、それをまずお伺いをしたいと思います。
 というのは、UNCTADの方でも一次産品の共通基金の設定とかいうことも、何か報道を伺いますとほぼ交渉の山を越したような話を伺っております。また東京ラウンドの方も、明日仮調印とかいうニュースも聞いているわけでありますが、途上国の方からは、また別の意味での不満なり要望もあるというふうなことも言われております。そして途上国サイドの方でも、先進国に対してより大きな援助、協力を要望すると同時に、たとえば本年二月の七十七カ国グループのアルーシャ宣言、そういうのを読んで見ましても、やはり自助あるいは自分たちの責任ということを含めながら先進国との相互依存の計画、そういうものを具体的な計画としてどうやっていくのかというふうな方向も出されている。さらには、最近の状況から見て後発途上国の問題も深刻さを加えている、いろいろな新しい状況が生まれているということではないかと思います。そういう状況に対応しながら、この二つの重要な会議にどのような柱で積極的な対応をなさるのか、それをまず伺いたい。

発言情報

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発言者: 伊藤茂

speaker_id: 9141

日付: 1979-04-11

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会