伊藤茂の発言 (大蔵委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○伊藤(茂)委員 関連をしてあと三つ簡単にお答えを願いたいのですが、外務省、そういうお話がございますが、国際的にアフリカに対する日本の外交というのは二枚舌ではないだろうかという批判もあるんだろうと思います。たとえば南アフリカのアパルトヘイト、これは国連の場その他では当然のことながら非難をしている。それと同時に、たとえば南アとの経済関係も維持しているというふうなこともいろいろと指摘をされているということだと思います。それから、たとえばナミビアのことなんかでも、ナミビア問題に関連をして南アへの経済制裁を含んだ国連決議に基づいてどういう政策を現実にとっているのか、あるいは総選挙の実施に伴って日本の方から、軍隊ではない平和的な参加をする、そういうものの構成、機能が一体どういうふうになるのかという問題もあります。それからいま日本の電力会社が、ナミビア産のウランを南アで買い付けるという契約を結んでいるとか、いろいろ言うこととやっていることとは違うのじゃないだろうか、やっぱり何かエコノミックの方が優先して動いているのじゃないかということも聞くわけでありますが、やはりそれらをきちんとしてやっていかなければ、外交、経済両面から尊敬をされないということになるのではないかと思います。そんなことについて、細かいことは結構ですから、きちんとやっていくかどうかということだけお伺いしたいというのが一つです。
 もう一つは、ラテンアメリカに関係してですが、順調にいけばこの七月には中南米局が新設されるというふうな段取りになっているわけでありまして、外務省の中でも特段に、きわめて意欲的に活動していこうという気持ちを当然のことながら持っておられるところではないだろうか。この間ブラジルの国会議員と会いましてそういうお話をしましたら、非常に喜んで、大いに関係をよくしていきたいというようなことを言っておりましたが、そういうところではないかと思います。片や、人身誘拐事件が起こってみたり、メキシコの石油なんかについては積極的に取り組んでいきたいという経済界からの発言なんかもきょうの新聞では報道されている。またブラジルその他のように、日本とは長い長い関係を持っている地域もあるということだと思うんです。アフリカと比べたら、特段に問題のある地域だとは思いませんが、そういう状況の中で、今回出資を増強していく、これからも恐らくそういう傾向が続くのじゃないかと思いますが、それらについての原則的な対応姿勢、その二つを簡単にお答えください。

発言情報

speech_id: 108704629X01519790411_015

発言者: 伊藤茂

speaker_id: 9141

日付: 1979-04-11

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会