角道謙一の発言 (農林水産委員会)

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○角道政府委員 お答え申し上げます。
 最近のエネルギー事情に関連をいたしまして、特に石油を中心としました化石エネルギーの節約問題というのは、当面非常に世界的な問題になっているわけでございます。そこで、私たちといたしましても、いま先生から御指摘ございました木材についての、いわゆる木質系エネルギーというものについて見直しが必要になってきておるというように考えております。
 このため具体的な方法といたしましては、第一番目には、木質材料を直接エネルギーに利用する方法、第二番目には、アルミニウムとかプラスチックとか石油をたくさん使うものをいわゆる木材によりまして再代替する間接的な利用と、こういう方向を初め多様な対応が必要になるというように考えております。
 これらの観点から、五十三年度から広葉樹資源の役割と施業技術についての調査というものを始めまして、この中で広葉樹の木質系エネルギーとしての見直しを含めることにいたしております。また五十四年度からは、国立の林業試験場が中心になりまして都道府県の林業試験場等とも共同いたしまして、大型プロジェクト研究ということで国産材の多用途利用開発に関する総合研究というものを行っているわけでございます。この中におきまして、間伐材であるとか小径材であるとか、あるいは残廃材等をエネルギーとして活用する方法についていま検討を始めております。特に木質材料を直接エネルギーに利用する方法につきましては、過去におきましても薪炭ということで長い間活用してきた歴史もありますし、こういう研究と並行して従来の蓄積をもとにしまして簡易炭化等を初め木材の炭化による活用であるとか、あるいは燃焼器具等の改良であるとか、あるいは乾溜による木ガスの利用であるとか、そういう方法を実用化する技術を検討することが必要であるというように考えております。ただ、木質系エネルギーについては、化石エネルギーに変わりました大きな理由としましては、経済性であるとか利便の問題であるとか、あるいはこういう原材料の供給、流通あるいは貯蔵、利用、そういう一貫したシステムをつくるということが大事でございますので、これらの問題についても、なお今後研究、改善に努力をいたしまして、木質系エネルギーの見直しを初めこれらの拡充に努めたいというように考えております。

発言情報

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発言者: 角道謙一

speaker_id: 8314

日付: 1979-05-24

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会