玉沢徳一郎の発言 (農林水産委員会)
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○玉沢委員 特別天然記念物だということで非常に大事に保護しておる、これは結構なことでございます。結構なことでございますが、それだけに殺傷してはならないということに意を用いまして、対策としましてはいろいろ考えていますね。防護さくをやるとか、ポリネットをかぶせる。ポリネットというのは、委員各位あるいはよくあれでないかもしれませんが、木にこうしたネットをかぶせてやっておるわけです。しかし一本一本かぶせますと大変な労力が要るわけでございます。あるいは忌避剤、薬剤を一本一本やりまして、そしてカモシカに食われないようにしておる。麻酔銃も含めましていろいろな策をやっておるのでありますが、向こうも野生獣でありますから、すばしこいわけですから、生け捕りもなかなかそう簡単には生け捕られない。
それで、対策が十分ではない、ここで問題となってまいりましたのは、被害の非常に大きい地域からこのカモシカを射殺した方がいいのじゃないかという議論が出てきておるわけでございます。ところが、射殺をするということになってまいりますと、これが特別天然記念物に指定されておるということでございまして、なかなかそういう対策は練られない。
そこで、私は、この論点を明確にするために、非常に単純な問いでございますけれども、一体特別天然記念物とは何ぞや、特別天然記念物とは一体どういう概念なのか、この点を文化庁に御質問いたしたいと思います。