平林剛の発言 (予算委員会)

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○平林委員 きょう、私は財政、経済、金融問題について質疑をしたいと思っております。
 ただ、この質疑に入る前に二つの問題について総理大臣に確認をしておきたいことがございますから、それをまずお尋ねをします。
 私は、施政方針演説で総理が議会制民主主義に基づく政治の運営を語ったことに対しまして、非常に注目をしたわけであります。総理は、既成概念にとらわれた不毛の対立や、個人や集団の利害に固執した姿勢は民主社会においては許されない。私はこれについては同感なんであります。また総理は、民主的ルールに従って謙虚に真実を語り、率直に当面する困難を訴える、厳しい現実に対する有効な対応策について、柔軟な姿勢でより広い国民的合意を政治の基本方針にされる、こう言明をされました。私は、きょうの質疑の中でその総理のお考えを実践に移してもらいたい、これを希望しておきたいと思うのです。
 ただ、もう一つ、審議の中でお互いに不毛な対立を避けるために何をしたらいいか、私は特に経済政策を論ずるわけでありますから、政府と国会、あるいは政府と野党という間に共通した資料が少ないということを非常に残念に思っているのです。それを克服しなければ、何か見当違いの質問をしてみたり、すれ違いになってみたり、見解の相違になってしまうわけでありまして、幾ら議論を進めてもそこに合意というものが生まれてこないわけであります。
 そこで、経済の見通しとか政策を判断するに当たって、その基礎とした資料だとかあるいは情報、私は政府と国会側が共通した資料で論争してこそ議会政治の前進というのがあると思うのです。たとえ資料が同じであっても対応策に違いがあるのは、これは仕方がないです。
 そこで、私は、官僚的な秘密主義というものを排して政府は積極的に資料の提供に心がけるべきでないのか、まずその点について総理の御確認をいただきたいと思うのであります。

発言情報

speech_id: 108705261X00519790205_002

発言者: 平林剛

speaker_id: 19055

日付: 1979-02-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会