西岡武夫の発言 (予算委員会)

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○西岡委員 総理が御指摘のように、確かに行政改革等これまでの定着してきたいろいろな習慣や制度、政策というものを抜本的に改めるということは、言うべくしてそう簡単なことではない。私どももそのように考えます。しかし、政権を担当されたお立場で、一般消費税の導入という、新しい、シャウプ税制以来の大改革をやろうということをお考えになっておられるわけでありますか一ら、これに並行してといってもよほど思い切った改革をやっていただかなければ、国民の皆さん方が納得できない、こういうふうに私どもは考えます。
 そこで、お手元に資料をお配りをいたしました。これは、一つは、総理の施政方針演説の中で、行政の簡素化、効率化というもの、あるいは制度や慣行というものを不断に見直して行政機構や定員の抑制と合理化を進めなければいけないという、施政方針演説の一部を抜粋したコピーであります。もう一つは、これは新聞にも連載されましたものでございますので、あえて引用をさせていただいたのですが、総理が「私の履歴書」という書物の中で、「大臣と役人」という項目の中で行政改革についての総理のお考えを述べておられるわけです。これは公にされているものでございますから、あえて引用をさせていただいたわけですが、その中で主なものだけを抜粋して読ませていただきますと、「行政機構の改革は、歴代内閣にとっておきまりの公約になってきた。ところがそれに手を染めて見るべき実効を収め得た内閣は、未だかつてなかった。一体、これはどうしたことであろうか。」と述べられまして、大臣が「役所の権限や予算、さらにはその定員を増やすことによって、「政治力のある大臣」として高い評価を受けたいという野心をもつとしても、少しも不思議はないはずである。」とこのように述べられ、「だから、私の大臣に対する提言はこうである。もともと公務員制度や行政機構にまつわる大きい改革意図などは、お持ちにならない方が無難である。その改革意図をふり回すなどということは、なおさら危険であるということである。ご自身に危険であるばかりではなく、大きくいってお国のために無益であればまだしも、有害である場合が少なくないのだということである。」ということを、これは新聞にも出たわけでございますが、述べておられる。こういうお考えと、いま総理が取り組もうとしておられる施政方針で述べられた行政改革に取り組まれる姿勢と、一体どう関連づけて私どもは解釈したらいいのでしょうか。

発言情報

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発言者: 西岡武夫

speaker_id: 16289

日付: 1979-02-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会