井上泉の発言 (予算委員会第四分科会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○井上(泉)分科員 それでは検討するということと同時に、法の運用の中で適用地域というものが拡大できるようなことがあるかどうか、その辺もひとつ、これは米の生産調整をやる場合にも農地が関係するし、宅地をつくるということも農地なりあるいは山林等が対象になるわけですから、いま国民が非常に宅地難で苦しんでおるときでありますので、その点についてはなお農林省の方としても建設省との間において意見の交換もして、この附帯決議が生かされるような方向を追求していっていただきたいと思います。
そのことを要望して、その次に、今日、大変農家に明るい展望というものがないわけで、農林水産大臣もずいぶん苦労されておると思うわけですが、いま農家を対象にした農林漁業金融公庫とかあるいは農林中金というものは相当膨大な貸し出しをしておると思います。その金額等を承っておれば時間がないので……。貸し出しておることは事実である。ところが、今度はその借入金の返済に当たって、たとえば構造改善で資金を借りて果樹園の造成をやった。ところがミカンは作付制限をするというような形で伐採をする、あるいは他の作物に転換するということでそれに支払いができない。あるいは水田の構造改善の事業をやった。ところが生産調整でそこは米もつくれない。そうなると、米にかわる有利な作物のない中でこれの支払いも困る。つまり農林漁業金融公庫とか農林中金とかいうようなもので借り受けた農家が支払いに非常に困っておる。問題によれば支払いに不能な状態というものも相当数あると思うわけですが、これに対して農林水産省としてはどういう恩情ある施策を考えておるのか、その点承りたい。