金子一平の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(金子一平君) 海外のインフレ要因が日本の卸売物価、消費者物価に影響を及ぼす度合いが特に今日のような時代にだんだんと強くなってまいっておりますので、これは主要各国とのインフレの度合い、経済成長の度合い等に大きな差がまだあるものですから、やはり私どもとしては、たとえばアメリカに対して物を言いまするときは、あなたの方のひとつインフレはしっかりおさめてくれよと、昨年の十一月の総合対策でずいぶんと私はその点は変わってきておると思うんですけれども、いろんな機会を通じまして強くこの点は今後も申し入れてまいりたいと思いますし、サミットの会合等におきましても、やはりこういった点が今後の国際協調の上において一番大事なことであるということが恐らく再確認されると私は考えておる次第でございます。
特に、為替レートが変動相場制になっておるものですから、これが昨年中のようにこうしょっちゅう大きくぶれますと、それが国内産業に及ぼす影響というのは非常に大きくなるものですから、特にこの点につきましては、アメリカ、西ドイツ、スイス、日本等で、あるいはイギリス等も入って、スワップ制度を設けまして、事があるたびには緊密な連絡をとりながら、大きな変動によってそれぞれの国に対する影響を最小限度に食いとめるような努力をいたしておる次第でございますが、これは今後におきましてもしっかりやってまいりたいと考えておる次第でございます。
以上でございます。