吉田忠三郎の発言 (予算委員会)

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○吉田忠三郎君 そこで通産大臣にお伺いいたしますが、いまお聞き及びのとおり、これは数字的にも中小企業あるいは零細企業というものがわが国の産業の中に、経済の中に占める位置というものはかなり高いと思うのですね、生産高にして五〇%を上回っているわけですね、こういう状況なんであります。
 しかし、依然として倒産件数が、減ってはきておりますけれども、いまの答えと私の調べでは若干違います、違いますが、最近またふえてきている。しかも、この大半が中小零細企業なんですね。ですから、一面景気がやや回復基調にある、こう言っていますけれども、中小零細企業にとってはこれは長い間の不況続きでございまして、むしろ深刻な状態にある、こう見なくてはならないと私は思うのです。したがって今日的な状況の中では、通産省といたしまして、中小企業庁といたしましても、抜本的に中小企業全般の見直しが必要ではないか、こういう感じが実はするのであります。で私もささやかであるけれども、中小企業を組織をいたしまして指導を実はいたしておりまして、いろいろな問題に直面をいたしておりますが、そういう意味で伺うわけであります。
 通産省は、円高あるいは輸出の関連につきましても、最近、これがための中長期の対策要綱なるもの、法案を出すとか出さないとかといって、まとまったようでありますが、中身は別として、私はいい傾向にあると思うのですが、こういう問題は、いま大蔵大臣も答えたように、依然として為替変動相場になっていますからね、こういう問題だって中小企業というのは直ちに波をかぶる弱い組織になっていますから、こういうことについてやっぱり緊急の融資をそのときどきに機動的にしていくということだって考えなければならぬことではないか、こう思うのですね。
 で、私、具体的に、これは通産大臣、あるいはお金のことでありますから大蔵大臣に提案をいたしますが、従来も幾つかの制度がございました。ございましたけれども、すべてが満点だということにはなっていないと私はこう思うのです。ですから、この際は、一つには、これが対策のために貸し付けの限度額というものを引き上げていく。それからもう一つは、利率の問題、利子の問題ですね。これは旧債の場合は九・二から、いまでは六・二くらいまでになっていますね。しかし、いま金利動向というのは下がってきていることは御承知のとおりです。こういうものだって書きかえするとか手直しをする必要がありますから、この際、やっぱり利率を引き下げる、これが第二番目の私は対策だと思う。
 それから、第三番目は、その取り扱いであります。ここに問題があるのでありますが、通産大臣、この取り扱いは、いま変動制でありますから、円相場が固定する間はしばらくそういうそれぞれの措置というものを延長する必要があると私は強く感ずるわけです。この点どうでしょうか。

発言情報

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発言者: 吉田忠三郎

speaker_id: 30348

日付: 1979-03-26

院: 参議院

会議名: 予算委員会