竹下登の発言 (予算委員会)

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○竹下国務大臣 この閣議決定は、一般消費税(仮称)については昭和五十五年度中に実現できるよう諸般の準備を進める、こういうことなんですね。だから、五十五年度中に実現できるよう諸般の準備を進めるという閣議決定に基づいて準備をしてきた。それが、総選挙の結果とでも申しましょうか、とにかく国民にきらわれた、中身まで入る前に。私はヘジテートされた、こう言っているわけですが、したがって、今度は財政再建の決議がなされまして、そこでこの閣議決定そのものはもうそれによって打ち消されたわけです。総理から、阿部さんの質問を聞きながら、何か閣議決定の方法について考えてみろと言われておるのです。私も、それから考えてみますと、現実五十五年度中に進めるために準備をするといったものがもうすでに打ち消されてしまった。そうすると、いまさら打ち消されましたという閣議決定というものもいかがかという感じがして、それでもう少し経済企画庁とも相談してみてくれ、これは官房長官からでございますが、こういうことでございます。ただ、閣議決定、いわゆる諸般の準備を進めようという閣議決定が、その手法でなく五十五年度予算案がつくられておるから、いまさら閣議決定で何をするか、とにかくやらないことにいたしましたということは答えが出ておるわけでございますから、閣議決定の仕方がどういうものかなあということに対して扱いにいささか困っておるということでございます。
 それから(仮称)の問題は、これは本会議決議が行われます際に何度か議院運営委員会等にも私もお願いしましたのは、いわゆる消費一般にかかわる税というものが全部否定された場合は税体系から消費税という言葉がなくなってしまうのはいかがかという問題があったから、あえて学術的な立場からいわゆる一般消費税(仮称)という言葉をお使いいただいたのでございまして、いままで準備された手法はそのまま取り入れることはまさに五十五年度はできなかった、そして五十六年度においてもそのままの手法をとることの環境にはない、こういうふうなお答えをしておるわけであります。

発言情報

speech_id: 109105261X01619800221_003

発言者: 竹下登

speaker_id: 22013

日付: 1980-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会