松本操の発言 (予算委員会第五分科会)

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○松本(操)政府委員 航空運賃に関連してお答え申し上げます。
 一般的に申し上げまして、遺憾ながら離島路線というのはコスト高でございますので、どちらかというと、運賃を高くしないと採算的には困るという面がございます。しかし、現実にはすでに離島路線というものが離島住民の足になっているということがございますので、そこら辺を十分に勘案したつもりでございまして、具体的な数字でちょっと申し上げますと、今回の運賃改定は平均的には二三・八%上げたわけでございますが、離島につきましては大体二〇%というところをめどに置きまして、したがってそこで何がしかの差をつけたっもりでございます。それから最大の値上げ率も、一般路線につきましては三五%を限度として調整をとるということをしたわけでございますけれども、離島につきましては三〇%を最高限度とする、現実には三〇%まで上がったものはございませんが、そういうふうな調整を十分したっもりではございますけれども、路線別にとってみますと、いま例に出てまいりました福岡−壱岐あたりは、賃率から言いましてやや高い方に属しております。しかし、これなども米子−隠岐、出雲−隠岐といったような類似の路線と比べますと、むしろやや低目になっておるという面もございます。この離島路線ができましたときの経緯もありまして、実は賃率がまちまちになっている、全体的にながめますとやはり遠距離逓減の形にはなっておるわけでございますが、その中に多少のでこぼこがあるというのが実態でございます。これを、今回の運賃改正に当たりましてもなるべくなめらかな形にしようという努力はできる限りしたつもりでございますけれども、残念ながら一回だけの運賃調整ということで、全部理想的な形まではいけなかったという点はひとつお許しいただきたいと思うのでございます。
 このように努力をしました一方、さらに別途国会の方で御審議を経るわけでございますけれども、離島路線にかかる通行税の減免の問題が恐らく可能になってまいるかと思います。そういたしますと、私どもの心づもりといたしましては、大体この五月ごろにできないかなと思っておりますが、通行税を一〇%から五%へ落としますと、これとの関連で現行の改定いたしました運賃が約四・五%下がります。そういう面からも、離島の足というものについてのささやかな配慮が追加的にできるのではないだろうか、このように思っております。
 それから、長崎県内の離島航路につきまして、現在たしか十三便飛んでおるわけでございます。これを十八から二十ぐらいにしてほしい、便数をふやしてほしいという強い御希望がございます。五十五年から六年にかけましてまず十八便あたりを目途に増便をしていきたい、こう思っておりますが、どの路線にどの程度の便数を張りつけていくかというふうなことは、なお県の方ともよく御相談をしながら、離島住民の方の御希望に一番沿えるような形で便数の割り振り等を検討してまいりたい、このように考えております。

発言情報

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発言者: 松本操

speaker_id: 1649

日付: 1980-03-06

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第五分科会