小倉武一の発言 (大蔵委員会)
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○参考人(小倉武一君) お話にございましたようにちょっとお答えしにくい点もございますが、一般消費税につきましては名前が余りよくなかったと思う。と申しますのは、一般消費税というのは税調で答申をし、また皆さん方いろいろ御批判を寄せていただきましたものが、一種の固有名詞になっておるわけですね。税調で初め研究した場合は、普通名詞として一般消費税を検討したわけです。
というのは、それはいまお話のようなEC型の付加価値税から、あるいは大規模の取引についての税金であるとか、あるいは生産者段階において二段階の税金をかけるとか、いろんなものを含めて一般消費税というものとしてはどういうものがいいか、こういうことを検討して、いずれ固有名詞はつけなければならないというスタートをしたわけですが、とどのつまり、結論は、一般消費税というかっこうで世の中に出してしまったということです。
その一般消費税はあきらめたと申しますか、税調では少なくとも五十五年度はあきらめたということになっておりまして、将来については特に申しておりませんけれども、まあ将来についても税調の中では両論ありまして、一般消費税はこれで、何といいますか、お蔵入りしたのだという説と、いや、まだこれからなお検討を続けるべきだという両論がございまするけれども、私の答申の理解によりますというと、いろんな税のあり方を含めまして、消費にかける税あるいは間接税という意味におきまして、一般消費税というのはなお検討に値する大きな税目といいますか税収を上げるための税制である。したがって、なお今後も検討に値する問題であるというふうに考えております。
その私のいま言う一般消費税というのが、大綱を世の中に示したそのものであるかどうか、これまた別問題というふうにお考えを願いたいと思います。
一応、そういうことでひとつ。