小倉武一の発言 (大蔵委員会)
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○参考人(小倉武一君) 実は私、余り御参考になるようなことを申し上げる知識もないわけですけれども、代替エネルギーの開発のための税源をどうするかということは、恐らく政府部内でも、あるいは政党間でも、あるいはまた税制調査会でも若干の議論はございました。
一つは、特別会計をつくって特定の財源をそれに持っていくのだという御意見も政府にあったようでございますが、税制調査会としてはそれは困るというむしろ意見に近かったと思います。しかし、何かの税源というものを目当てにしなければ、一般財政の収入でもって今後相当多額の歳出を要するエネルギー開発の支出を賄うわけにもいくまいということで、石油関係の税その他を主としてこれに充てるということは、これはやむを得ないだろうと、またそのために税率を上げるということもやむを得ないだろうと、こういったようなのが税調内部の大方の意見でございました。
それから、ガソリン税でございますが、ガソリン税につきましては以前から、一体道路財源にこれを専用するということについてはいかがかという議論が税制調査会の中でもございまして、私どもも若干それに疑念を持っておったわけでありますが、実際問題としまして、ただいまの道路の関係の歳出というのは、ガソリン税を全部充ててもまだなお足りないというような状況のようでございまするので、それを余り深く論議しても実益に乏しいじゃないかという一方において一つの議論もございまして、なおそこを深く詰めるまでには至っていない、至っていなかったと、こういうわけであります。