山東昭子の発言 (文教委員会)

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○山東昭子君 加納参考人にお尋ねいたしますけれども、先ほど給食の内容がまずいということをおっしゃいましたけれども、私も最近食べてみましたけれども、私たち自身が受けていた当時は、確かにその当時は脱脂粉乳でしたし、それから献立あるいは材料、こういう点でも大変貧困だったと思うんですけれども、最近は非常にバラエティーに富んでいいなあと目をみはるばかりだと思うんです。また、私のおいやめいを初めとしまして、全国のいろんな子供たちに学校給食をどう思うかと質問してみますと、みんなおいしいよとか、楽しみにしているんだ、いつもおかわりしちゃうんだなんというような答えが返ってまいりまして、多くの子供たちが私は満足していると思うんです。また、お母様方にいろいろ伺ってみますと、働かなければ生活していけないというお母さんたちの中に、私たちがこうやって仕事ができるのはやっぱり学校給食のおかげですと、また給食を一生懸命たくさんおかわりして帰ってくるとおかげさまでおやつも食べなくて済むし、おやつ代も余りかからなくて本当に感謝していますなんとおっしゃる方もありますし、あるいは子供が非常に偏食ぎみだったのが給食を通して偏食が直ったとかあるいは丈夫になった、こういう声を聞きますとやっぱり学校給食というのは大変意義があると思うんですけれども、先ほど加納先生、非常に教育目標というものを掲げて、やっぱり学校給食というものは教育だということを盛んにおっしゃいましたけれども、そうした学校給食を通じての教育の中に、やはり日本の社会というものは非常に豊かなんだと、豊かだからこれだけ食生活が豊富なんだと、世界に目を向けてごらん、世界の四十数億の人たちの中には、子供たちだけじゃなくて、大人だって本当にコップ一杯の水さえも飲めない、あるいは食事もできずに飢えに苦しんでいる人たちがたくさんいるんだというようなことを学校で教えていらっしゃるのかどうかということを伺いたいと思います。
 私は子供たちのためにもちろん学校給食というものが充実していなければいけないと思うんでございますけれども、最近の子供たちの中には何か欲望のおもむくままに行動している子供たちが多過ぎるような気がいたします。小さいときに欲望を抑えることができなかった人は非常に不幸であるとカントも言っておりますけれども、やっぱり子供たちのただわがままを助長するだけの学校給食を通じての教育であってはいけないんじゃないかなあというような気がするわけでございます。
 また、先ほど加納参考人が何かミカンが余りおいしくないから屋根にぶつけるんだとかなんかということをおっしゃったのは、どうもそういうところに結びつけるのはちょっと残念だなあというような気がするんです。やっぱりそういうことをした子供たちを諭して、そして正しい方向に導いていくというのが私は教育ではないかなというような気がするわけでございまして、そういう点はどういうふうにお考えかなと思いましてお尋ねするわけでございます。

発言情報

speech_id: 109515077X00719811124_025

発言者: 山東昭子

speaker_id: 33791

日付: 1981-11-24

院: 参議院

会議名: 文教委員会