川本正知の発言 (建設委員会)
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○川本政府委員 現実に昭和五十七年度の治水事業予算、これが先ほど申し上げたような数字でございますので、五十六年度に比べて事業費の伸びでわずか一%の増でございます。先ほど申し上げましたように九・四%の五カ年の年平均伸び率でございますので、五十七年度の現実の事業費から、残りの事業費の五十八年度以降の伸びというふうなことを考えますと、一三%ぐらいの伸び率になるわけでございます。現在といいますか、昭和五十六年度までの第五次の治水事業の五カ年計画、これは総額で一〇〇%の達成率に大体なっておるわけでございますけれども、このときの計画の年平均伸び率が約二二%でございました。そういったものから比べますと、今回の伸び率というのは相当大幅に下回っておるわけでございますが、先生ただいまおっしゃいましたように財政再建ということがあるというふうなこと、また現在時点での財政の現状、そういったものから考えますと、その達成は容易なものではないというふうに感じております。しかし、治水事業は国土の保全ということと、国民生活の安全と向上に資するという一番基本的な事業といいますか、根幹的事業でございますので、そういった重要性、緊急性を考えまして、五十七年度予算におきましては大幅な前倒しというふうなことも現在実行しつつありますけれども、そういったものも含めまして、今後あらゆる機会を通じて計画の達成に努力してまいりたいと思うところでございます。