福川伸次の発言 (エネルギー対策特別委員会)

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○政府委員(福川伸次君) 前回の当委員会の御審議におきましても対馬委員から御指摘がございましたように、今後再建の可能性を探ってまいります場合には、今後の開発計画、特に主力採炭をどこに置いてどういう手順で開発していくかという開発計画、さらに労務債の処理、それから数百億に及びます債務の処理、さらに、今後開発をしてまいるといたしましたときの経営の組織体が、どういう形が一番今後の経営の安定、保安のために役立つかということが主要な問題に相なっていくかと思うわけであります。
 これらの問題は相互に密接に絡み合っておるわけでございまして、これはもちろん一つ一つ着実に実務的に積み上げ、技術的な検討を経てその方向が出されていかなければならない問題ではありますが、相当相互に密接に絡み合っている問題でございます。
 管財人におきましても、当然各債権者の意見を聞き、また地方庁あるいはまた私どもも十分その辺の協力をしながら、その構想を固めていかれると思っております。私どもも、先ほど申しましたように、管財人のお出しになりました方向につきましては全面的な支援をしてまいるわけでありますし、さらにまた現行の諸制度、これは相当いろいろな諸制度がすでにできておりますが、この現行の制度を活用しながら山の再建に向けての支援の努力をしていきますと同時に、さらにまた、これも管財人に、あるいはごあっせんいただいた石炭協会の会長にも申し上げてあることでございますが、関係先の協力が必要である場合には当然私どもとしても必要に応じてその協力の要請、応援をしていくということをば申し上げておるわけでございます。
 この山が果たしてどういうところをねらって開発をしていけばやっていける山になるのか、どういう経営の仕方を考えていったらいいのかという点は、十分検討を要することと思っております。私どもとしても、会社更生法ということの範疇の中でございますし、また第七次政策でも、私企業体制の中で今後の石炭政策を推進していくということでございますので、その範囲の中でできるだけのことはするつもりでございますし、現にいま着々と計画の検討が進められておるわけでありまして、管財人、さらに管財人代理、さらにその下に関係会社、関係同業者からいろいろ技術的なスタッフがいま派遣されて、計画を技術的に詰めております。
 その場合に、どういうことをしていけばやっていけるのかどうかということの中に、おっしゃるように関係金融機関、さらに政府の支援ということが密接に絡んでおりますので、私どもとしては、そこは十分連絡を密にしながら、何とかして山を残す方法はないものか、それを探るという態度で十分御協力をしていくわけで、いま先生から御指摘がありましたような、管財人が選ばれたから政府はもうどっちでもいいというような感じで私どもおるわけではございませんので、その点は御理解を賜りたいと思います。

発言情報

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発言者: 福川伸次

speaker_id: 11701

日付: 1982-05-12

院: 参議院

会議名: エネルギー対策特別委員会