丸谷金保の発言 (大蔵委員会)

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○丸谷金保君 大臣は上手に質問をすりかえた御答弁をなさるまことに巧みな技術をお持ちなんで、ちょっと焦点がときどきぼけてしまうんで、もう一遍申し上げたいと思います。
 というのは、グリーンカード制度というのは現在の非課税限度額というようなマル優の制度の中で、大臣がいみじくも言ったように、一億も二億も隠し預金を持つような人が出てきた。これらを何とか是正させなければならない一つの方法として出てきたものですよね。そうすると、それに対して反対の動きがいま出てきております。もとへ戻せという動きなんです。もっとこういうふうによく直せという動きならいいんですよ、もとへ戻せという動きがあなたの所属する党内から出ているわけです。そして、これにばっかりかかわっているわけではないけれども、きょうの問題としては、もう読売なんかでも大きくトップ七段抜きですよ。
 こういう大きな世間の問題になっているときに、実施するんだと大臣がおっしゃれば、これはやっぱり実施するという方向で全体も取り組んでいくということになるわけですよ。というのは、たとえばこのグリーンカードを実施するということになった場合に、登録番号と今度の口座番号をコンピューターの処理の中へインプットしていかなければならぬわけですよね。こういうことでシステムを変えていかなければならぬ。そのプログラムづくりがそのときになったんじゃ間に合わないんです。そして、これに対しては、現在のコンピューター制度の中で相当何千億という金と、非常に大変な働く人たちの苦労というものがついて回るんです。
 ですから、それは前へ戻すようなことはしないと。ただ大臣としては、憲法、法律を守る、これはあたりまえな話なんです。ですが、それじゃ政党人として、自民党が党議でグリーンカードを廃止する、もとへ戻すと決めた場合には、あなたは党人としては従うことになるんでしょう、どうなんですか。

発言情報

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発言者: 丸谷金保

speaker_id: 14499

日付: 1982-05-13

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会