山田譲の発言 (地方行政委員会)

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○山田譲君 今年度は確かに形式的には収支均衡したということが言えると思うけれども、将来のことを考えますときに、それも遠い将来じゃなくて近い将来を考えても、なかなかこれは大変なことじゃないかというふうに思わざるを得ません。
 それからもう一つ、ことしの計画を見まして、だれが考えてもおかしいと思うと思うんですが、二千九十八億円を借り入れをしている、これなんかも当然臨特として交付税の中に繰り入れるべきじゃないかというふうに考えざるを得ないんです。それからまた、どういうことかよくわからないんですが、千百三十五億円を国に貸すというふうなかっこうをつけている。これも当然こんなことをするわけはないんで、片っ方で借りて片っ方で貸すというふうなそんなばかげた話はありません。どうしてこういうことをやったか。要するに、これは冒頭にも申し上げましたとおり、国の財政再建の単なるつじつま合わせのためにやったにすぎない。
 そうしますと、これは国の財政の方にとっても、どうせ近い将来にまたそれは返さなきゃならないんだから、ことしだけ国の財政が一応均衡したといっても、これはもう必ずそのツケは将来に残っているわけですから、国の財政的見地から考えても非常におかしなやり方だというふうに考えざるを得ないんです。国に一方では借りて一方では貸したかっこうをつける、いずれにしても、将来は必ず借りたものは返しますというふうな形にはなっているんですけれども、こういう形ではこれはどう考えても主体性を持った地方財政の確立ということができないんじゃないか。何か国の財政のためにしようがなしにやった。国の財政からしてもそれは非常におかしな話で将来的には返さなきゃならないということになりますと、国の財政あるいは地方財政両方とってみてもどうも納得できないわけでありますけれども、恐らく自治省も大蔵省といろいろ折衝をされたと思うんですけれども、その辺のことはどういう議論がなされたかお伺いしたいと思うんです。

発言情報

speech_id: 109614720X00919820422_014

発言者: 山田譲

speaker_id: 16191

日付: 1982-04-22

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会