土屋佳照の発言 (地方行政委員会)

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○政府委員(土屋佳照君) 御指摘のございましたように、交付税法におきましては、そういった交付税特会における借り入れについて、一応国とのそういう関係にあることは書いてあるわけでございますが、額そのものは特別会計で借りるものですから、特別会計法の方に書いてございまして、それを通じて全体の姿がわかるようになっております。
 ただ、おっしゃいました意味は、さっと交付税法を見たときに、数字そのものがすかっと整理されたかっこうで出てないという点で見にくいという御指摘であろうと思います。そういった点、交付税の借り入れ等がどうなっておるかということはあるいはもう少しわかりやすい整理の仕方が要るであろうと私ども思っております。できるだけ何かそういった資料が必要であれば配付するとか何か考えたいと思いますが、法律のたてまえとしては特会で明記するということで相まっていけると、こう思っておるわけでございます。そういうことでございますが、なおいい方法があるのかどうか、そういった点は検討はいたしたいと思います。
 それからもう一つ、一般会計を通さないで特会へ直入したらどうかといったようなお話がございました。これは国税収納金整理資金から直接交付税特会へ繰り入れるということは、まさに地方交付税が地方の固有財源であるということをより明確にするという趣旨でございましょうし、そのことについてはすでに地方制度調査会等からも答申がございます。私どももこれまで国の財政当局との間においてたびたび議論も行ってきた問題でもございます。どうも一般会計を通じてやるものだから、これは一般の補助金等と間違われて、非常に地方財政経費がふくらむふくらむというような感じを与えてしまうということもございます。そういった意味で、私どもとしても大いに関心を持っておるわけでございます。御質問の趣旨は十分理解できるし、また、ごもっともだとも思うのでございますが、一方、そういったことをした場合の地方財政への影響、たとえば交付時期をどうするのか、ある時期において、まだ年度当初は直接入ってくる額も非常に少ないわけでございますから直ちにこの配分ができないといった問題とかいろいろございます。そういった種々の問題点を含めていろいろ検討をしなければならないということで今日になっておるわけでございまして、御趣旨の点は十分わかるわけでございますが、なお一つの議論として慎重に検討をしていきたいと思います。

発言情報

speech_id: 109614720X00919820422_029

発言者: 土屋佳照

speaker_id: 3827

日付: 1982-04-22

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会