小川平二の発言 (文教委員会)
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○国務大臣(小川平二君) ただいま仰せのように、教科書の検定に際しましては、教科書の記述が公正で客観的であること、同時にまた、教科書でありますから当然でございますが、適切な教育的な配慮がなされておることを期待いたしまして、文部省は偏らないことを旨として綿密に検定を行っております。
今回のことでございますが、日本における検定の仕組みあるいは検定に臨む文部省の基本姿勢あるいはまた問題点として指摘されておりまする個々の事項につきまして、文部省の真意を時間をかけて十分説明いたしますれば、終局において友好関係を損なうような結果にはならない、そのように考えておるわけでございます。
したがいまして、すでに中国に対しましては今晩の九時から文部省の初中局長と王暁雲公使とが会談をいたしまして、中国からいただいておりまする御批判のよって来るゆえんにつきましても、あるいはその他、先方の御意見についても謙虚に時間をかけて十分承り、かたがた当方の立場、考え方も御説明を申し上げるつもりでございます。