西岡武夫の発言 (文教委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○衆議院議員(西岡武夫君) お答えをいたします。
もともと御指摘のとおり保育所と幼稚園とはその設けられます趣旨が異なっていたわけでございますが、しかし、社会の大きな変化の中で幼稚園に対しても保育所的な要請が非常に高まってきている、保育所が幼稚園の役割りを求められているという実態が存在をしております。同時に、すでに御高承のとおり、地域によって、たとえば沖繩県の場合などは幼稚園の就園率、これは満五歳児でございますけれども九六%近くになっている、そういう県におきましては保育所は一%に満たないというような、非常に地域によって保育所と幼稚園との設置がばらつきが存在をしているということを考えますと、ただいま御指摘のとおり安易に一元化するということによって済む問題ではないということはもうそのとおりであろうと思いますし、むしろ保育に欠けるということの基準というものが、どれくらい厳格にと申しましょうか、はっきりとした線として打ち出すことができるのかということのところに問題の本質があるのではないだろうかということを考えますと、行政の姿勢としてこれを明確にしていくことによってある程度の解決策は見出し得るのではないだろうか。幼稚園も保育所もそれぞれの役割りというものを持ちながら、なおかつ行政が二元化されているということによる混乱というものについても一つの解決策というものが見出し得るのではないか。と同時に、先ほどからるる申し上げておりますように、家計負担の格差を是正するというようなことを一つのてこにいたしましてこうした問題についての答えがその面からも出し得るのではないかという、まだこれは明確なるビジョンではございませんけれども、基本的な考え方でこれから取り組んでまいりたい、このように考えております。