山原健二郎の発言 (科学技術委員会)
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○山原委員 私は、日本共産党を代表しまして、技術士法案に対する修正案を提案いたします。
修正の内容はお手元に配付してありますが、技術士制度の試験事務及び登録事務を民間に委譲できることを定めた規定を政府案から削除するというものであります。
修正の理由は、第一に、試験事務、登録事務の民間への委譲は、技術士制度の運用そのものの簡素化にはつながらず、また、予算的にも増大すると考えられること。第二に、試験及び登録事務に独立採算制の原則が導入され、受験者、登録者の負担が大幅に増大される結果となりかねないからであります。第三に、事務委譲されると予想される社団法人日本技術士会の業務に支障を来す結果にならないかとの懸念があり、民間委譲はかえって技術士制度にマイナスの影響を与えかねないものであるからであります。
技術士制度がわが国の科学技術の振興に果たすべき役割りは大きく、量質ともにその充実発展が重要だと考えており、今回の改正に盛り込まれた技術士補の新設、また、技術士及び技術士補の試験受験に当たって学歴制度が撤廃されたことなどについては、より多くの国民に技術士への道を開くものとして賛成するものであることを申し添えまして、修正案の提案理由の説明を終わります。