安田隆明の発言 (科学技術振興対策特別委員会)
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○国務大臣(安田隆明君) いま加藤局長が答弁しましたとおり、いわゆる団法並びに国会の附帯決議というものは、厳然とわれわれは守らなければならない。だからして、星を上げる技術、これを開発する場合には、軍事的なそういうものは毛頭頭の中にないし、それはなすべきではない。これは、開発をする、打ち上げるわれわれ科学技術庁。打ち上げた星をどう利用するかということになりますると、これはいわゆる通信・放送衛星機構あるいは電電公社の分野に移るわけでありますわね。そこにも利用というものはひっかかってまいります。しかし、衆議院の段階で御質問のありましたこの二号は、これは警察がお使いになるんでしょう。建設省も災害その他でお使いになるんでしょう。であるならば、自衛隊の硫黄島におる人たち、隊員に不幸な事態が起こってそうして家庭へ御連絡するとき、一体どうするんだ。災害救助でもって急遽船舶救助に飛び出さなければならない、その場合でもこの星の通信というものを使えないんだろうか、こういう御質問が出てまいりました。だからして、国会の中にはそういういろいろな御意見、そういうものがいま出てまいっておりますから、われわれはあくまでも平和利用という延線上でこれは当然考えなければなりませんけれども、自衛隊は一体どういうことを考えているんですか、それをわれわれはまだしかと聞いていません、だから具体的に言ってください、それによってわれわれは検討しましょうと。総理はそれを受けまして、じゃ検討してみますわ、こういう答弁で終わっておるわけでありますから、いま加藤局長がお話しのとおり、あくまでも平和に限る、この線上の中において、自衛隊がどう考えているのかということを受けた上で検討させてください、これがいまの段階でございます。