中西一郎の発言 (交通安全対策特別委員会)

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○中西国務大臣 昨年の十二月に総理府総務長官を命ぜられました中西一郎でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 今国会における交通安全対策に関する審議が開始されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今日、我が国における自動車の保有台数は二輪車を含めて五千九百万台に上り、運転免許保有者数も四千九百万人に迫り、なお、年間それぞれ三百万台、二百万人の規模で増加しているところであります。こうした車社会、国民皆免許時代の到来を迎えて、一時減少を続けていました交通事故は、近年一転して増勢に転じ、遺憾ながら、昨年の交通事故による死者数は九千五百人を超えるに至りました。こねは、昭和五十一年、五十二年ごろの状況に逆戻りしたことになり、まことに厳しい情勢にあると言わなければなりません。
 こうした情勢の中にあって、国民を交通事故の脅威から守り、国民の日常生活における安全を確保することは、国民福祉の根幹であり、大きな政治課題であります。
 私は、このような認識のもとに、国民各位の御理解と御協力をいただき、関係各省庁との緊密な連携を確保しながら、全国交通安全運動の拡充強化等、総合的な交通安全対策を強力かつ着実に推進してまいる所存であります。
 なお、総理府の昭和五十九年度における交通安全対策の事業といたしましては、交通安全思想の普及活動の推進及び交通事故被害者の救済等のほか、交通事故の実態を踏まえて、交通事故発生状況の長期予測に関する調査研究や、地域内の交通安全対策の推進を図るための地域交通の環境整備に関する調査研究等の事業を実施することといたしておりまして、これら事業を強力に推進することにより交通事故の防止を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
 以上、交通安全に関し所信の一端を申し述べましたが、委員各位の深い御理解と格段の御協力をお願い申し上げてごあいさつといたします。(拍手)

発言情報

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発言者: 中西一郎

speaker_id: 6395

日付: 1984-02-24

院: 衆議院

会議名: 交通安全対策特別委員会