田川誠一の発言 (地方行政委員会)
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○田川国務大臣 東京都の今回のベースアップにつきましては臼井委員がおっしゃったとおりでございまして、私もこの話を聞きまして、鈴木都知事に対して、個人的にも公の立場からも、思い直していただくように、三回ぐらいお話をいたしました。最初に公表される直前に電話で、このような事態になったと、そして翌日新聞にベースアップのことが発表になったようでございます。それから二、三日後でございますか、たまたま自治省にほかの用事で来られたときに、これはいかがなものか、思い直していただけないかというようなことを申し上げた記憶がございますし、さらにまた、最近に至りましても、もう日にちはちょっと失念しましたけれども、電話で、もう一度考え直していただきたいと、大体今臼井委員がおっしゃったような趣旨のことを申し上げたわけでございます。
また、自治省といたしましても、後で政府委員から御説明いたしますけれども、適切な指導を行ったつもりでございます。ただ、これは非常に難しい問題で、国が余り強力な姿勢を示すことは地方自治の本旨からいかがなものかというような批判も出てまいりますし、せっかく適切な指導をやっても、一般にそれが指導と見られないで国が力でこれを抑えるというように見られる可能性もあるわけでございまして、その辺の指導の仕方はよほど慎重にやりませんと誤解を受けるという面がございまして、苦慮して今日までまいったのでございます。