関根則之の発言 (地方行政委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○関根政府委員 税率適用区分の不整合なところが今までございましたので、それを今回手直しをさせていただいたわけでございます。いわゆる通称ブラッケットということでございますが、ブラッケットの刻み方というのは、最初の税率が適用される段階を例えば五十万なら五十万といたしますと、その次の税率は六十万とか、その次の税率は七十万になるとか、だんだん広がっていくのが所得税制を組む場合の原則であるわけです。
 ところが、私どもが現行の住民税の刻み方を見ますと、途中で逆転現象が起こっておるわけでございまして、現在、三十万で最初のブラッケットがありまして、その次が十五万になりまして縮むわけです。その次が二十五万、それからもう一回三十万に戻る、最初が広くて、途中が低くなって、また上がっていく、こういうちょっと変な形になっております。これは実は昭和五十五年のときの減税、課税最低限を引き上げるときに、内部から財源を生み出さなければならないという苦しい場面がございまして、そのときにそういう制度ができたわけでございます。
 そしてこれは、先ほども申し上げましたように、個人所得税制を組む場合の原則にやや反するやり方でございますので、今回減税を実施する、相当程度の減税を実施するときに、これも下手にいじりますと、何もほかの条件を変えないでいじりますと増税になってしまう心配があるものですから、今回の減税に際しまして、増税にならないような形で本来の姿に戻させていただいた、こういう形での改正でございます。

発言情報

speech_id: 110104720X00419840323_221

発言者: 関根則之

speaker_id: 3254

日付: 1984-03-23

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会