馬場昇の発言 (文教委員会)
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○馬場委員 今大臣もちょっと疑問を差し挟まれたわけでございますが、学問とか教育というのは真理を探求することであるし、人格の育成に資するべきものであって、いやしくも教育というのを利殖の手段とかあるいは投資と利益だとか、そんな考えではもう教育は成り立たないと私は思います。そういう点につきまして、やはりそういうことは学歴社会とかなんとかいろいろあるものですから、そこをよくしなければならぬ面もありますけれども、少なくともこの教育費の負担というものについては、教育改革の中では大変ですから、政府のつくる臨時教育審議会の中ではなしに、私どもが提案します国民教育審議会の中でそういうことをやった方がいいのではないかと思うのですけれども、それはそれとして、今内閣委員会でやっておるわけでございますから。
そこで、次の問題に移りますが、これは局長、無利子の奨学金と有利子の奨学金はどちらが原則かということは前々から言われまして、あなた方の答弁では、無利子が根幹でありますということをおっしゃっているのですけれども、法律のどこを見たって無利子が根幹と書いてないんですよ。だから、私はどこかでこの根幹が崩れやしないかということをまずもって大変心配しておるわけです。何もこれは私が杞憂で心配しているのではない。具体的にもう今度の実施に出ておるわけですから、無利子が現在よりも九千人少なくなっておるわけですから、そういう点、こういう状況でいきますと、この無利子の根幹というものを法律に明定していなければ、だんだん根幹が、幹が細くなって、枝葉ばかり大きくなってその木は死んじゃった、こういう格好になる可能性もあるわけですから。このことは法律には書いてないわけですけれども、無利子制度の縮小とか、こういうことは、根幹ですから、幹ですから、絶対に行いませんということをやはりこの答弁で約束してもらわなければ困る。これが第一でございます。
もう一つは、この有利子というのは、やはり世界の動きにも逆行しますし、大変問題があると私は思いますので、有利子の問題は財政が好転したらやめるべきだ、そしてこれをやめて、貸与じゃなくて給付の方に持っていくべきだ、こういうぐあいに思います。
それから、もう一つ、今、大学と短大にこの有利子を導入するのですが、まさか高等学校にはこの有利子は導入しないでしょうね。その辺について心配しておりますから、答えてもらいたいと思います。