山村新治郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(山村新治郎君) 米と食糧政策の御質問についてお答えいたします。
 安全性調査のための検体につきましては、主要産地の三十カ所の倉庫で保管されている在庫中から採取したものでございまして、結果として六回以上薫蒸回数のものは含まれなかったということでございます。
 韓国との米の現物返還の協議につきましては、五十三年産米の安全性に関連いたしまして、従来から五十三年産米をもって充てておりました、総理からも御答弁ありましたように、加工原材料用に必要な米穀の一部、これが不足する事態が予測されることになったためでございまして、これは国民の皆様に対して、その用途に応じ米穀を安定供給するという重要な責務を果たす上で、真にやむを得ないものであるということを御理解いただきたいと思います。
 五十三年産米につきましては、米の残留臭素につきまして暫定基準が示されたことに伴いまして、六月以降当該基準に適合するものであるということを確認した上で売却をするということを行おうとしておるところでございます。
 米の生産調整と米の備蓄制度の問題につきましては、米の生産力は潜在的には依然として需要を大幅に上回っております。今後とも需要に見合った米の生産を確保し得るような所要の対策を着実かつ的確に推進することが必要であると考えております。
 このような観点から、水田利用再編第三期対策におきましては、適正な在庫水準を確保するという見地から、在庫の積み増しを行うことを含めましてその万全を期したところでございますが、何分にも米の生産は気象条件等の影響を受けやすい、この面を持っておりますので、今後とも米の需給や作況に応じた適切な需給計画のもとに弾力的に対策の推進に努めてまいります。
 なお、今般の問題は五十三年産米に起因するものに限られたものでございまして、主食用の需給につきましては万全を期してまいるとともに、青刈り稲につきましては、極力定着性の高い転作または他用途利用米を含む稲作へ移行するよう指導しているところでございます。他用途利用米については、加工原材料用需要に応じ生産の確保に努めることといたしております。
 いずれにいたしましても、今年度の作況を見まして、そして減反政策は弾力的に進めていくということを考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。(拍手)
    〔国務大臣竹下登君登壇〕

発言情報

speech_id: 110105254X03019840619_008

発言者: 山村新治郎

speaker_id: 8325

日付: 1984-06-19

院: 衆議院

会議名: 本会議