横江金夫の発言 (予算委員会第七分科会)
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○横江分科員 私は、東海道新幹線の公害につきまして順次質問をしてまいりたいと思います。
昭和三十九年十月、東海道新幹線開設以来ほぼ二十年になろうといたしております。国鉄当局は世界一の技術水準で、しかもすばらしい新幹線なんだといううたい込みの中で、とりわけ名古屋の今一番問題になっております七キロ区間、その皆さん方の土地を買収して、そして新幹線を運行してまいりました。今この新幹線によりすさまじい公害、騒音、振動によって生活は破壊され、そしてまた睡眠、安眠は奪われて、精神、身体はぽろぼろになり、人口密集地帯のその地域におきましては、健康をむしばまれる中で、新幹線の音を聞くだけで、そして振動の中で新幹線をのろうという言葉はおかしいのですが、そういう形の中でもう二十年に原告の皆さん方は三十数人お亡くなりになったというふうにお話を伺っているのです。これが事実かどうかをまずお答えをいただきますと同時に、いまだにこのような大きな被害が出ておるにかかわらず、被害者が納得できるような根本的な解決ができない、どうしてできないのか、私はそこらあたり非常に不思議でなりません。今の日本の国鉄技術をもっていくならば、私は当然解決ができると思いますけれども、できていない。この深刻な被害は、長期にわたっているこの被害そのものは、失礼な言い方かもわかりませんけれども、運輸省、国鉄は公害問題解決の能力が不足をしているのか、あるいは解決策の意思決定的なところに欠陥があるのかどうか、私はその辺を素朴に疑うものでございますけれども、まず第一に大臣、そして総裁からその辺につきましてお答えをいただきたいと思います。