西村康雄の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(西村康雄君) 五月二十八日に那覇空港の滑走路上で全日空機と自衛隊機が接触事故を起こしましたが、その概要を申し上げますと、全日本空輸の八一便、ボーイング747型、JA八一五六機が、これは乗組員が十八名、乗客二百四名でございますが、これが東京国際空港から那覇空港に向かいまして、那覇空港の滑走路十八側、これは北側から着陸をし、減速をしておりましたときに、十一時十四分ごろ、誘導路のE2から離陸を予定していた航空自衛隊の那覇救難隊所属のMU2型機、これは機長外三名が搭乗しておりましたが、滑走路に進入してまいりまして、これを発見した全日空機は回避操作を行いましたが、同機の左側の主翼第一エンジンの下部と自衛隊機の右主翼の翼端部が接触いたしました。この接触事故によりまして、全日空機はエンジンの下部を損傷し、また自衛隊機は右主翼の端部を損傷いたしましたが、両機とも負傷者はございませんでした。
現在、事故の原因につきましては運輸省の事故調査委員会が調査しているところでございますが、私ども、この事故の大きな問題は、着陸中の滑走路に自衛隊機が非常に不用意に入っていったという点で、非常に大きな航空法上のいろいろな原則を守るという点について遺憾な問題点があったんじゃないかというふうに考えております。今後、この問題につきましては、さらに詳細な調査が事故調査委員会で当事者について行われ、その結果が明らかにされることになると思いますが、私どもからはとりあえず那覇の航空自衛隊に対しまして、こういう運航上の注意をしないことについて、再度こういう事故がないように安全に十分注意するような申し入れをいたしました。また、これからは、関係者に対しまして、航空に関する諸ルールの原則をしっかりと守るように強く要請してまいりたいと思っております。