山下徳夫の発言 (運輸委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(山下徳夫君) これはあくまでこれからの見通しでございますから、また、人それぞれ見通しについては意見も異なるかと思います。
 総理がおっしゃった点も私にはよくわかるわけでございますが、御認識のとおり、今大変に特にタンカーが余剰船舶があるということはおっしゃるとおりでございまして、大体昭和五十四年の第二次石油ショックのころの動きがピークであったと思いますが、あるものは今日においては半減以下になっているということでございます。世界じゅうでタンカーの余剰が、係船及びスローダウンして走っていますから、それを余剰に換算しますと、含めて大体一億トンという人もあるぐらいでございます。反面、スクラップもおいおい漸増的になってきておりますから、例えば一月から四月まで毎月四百万トンずつスクラップが世界じゅうで行われておりますし、したがってこれが千六百万トンでございますが、その後また若干下がっているということも聞いております。
 したがって、こういう経過をたどりながら、さらにまた、構造不況という全体的な政府として打つべき手を打って、この世界的な構造不況に対する一つの施策をさらに強力に講じて、例えばそれが中国と開発途上国が非常にこれを希求いたしておりますので、これらに対するスクラップ等の促
進を図ることができるとするならば、私はある時点——ある時点ということは、人によってはいろいろ言われますけれども、昭和六十二、三年ごろには大体タンカーの需給というものがいい線に来るのではないかという見方もあるわけでございます。したがって、現状をただ見るならば、これはとても大変だよという見方もありますけれども、そういった将来に対するいろんな施策を講じながら見るならば、私はそういう時代が来ることも当然予想される、かように思っておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 110213830X01419850618_005

発言者: 山下徳夫

speaker_id: 10162

日付: 1985-06-18

院: 参議院

会議名: 運輸委員会