橋本敦の発言 (議院運営委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○橋本敦君 私は、日本共産党を代表してただいま議題となりました国会法の一部改正案に反対の意見を表明いたします。
我が党は、かねてより政治倫理の確立のためには、何よりもまず具体的な事件となったロッキード・田中問題についてその真相を徹底的に解明し、関係者の政治的、道義的責任に明確な決着をつけることを最優先させるべきであると強く主張してまいりました。これは一九七六年二月の両院決議及び四月の両院議長裁定に照らしても当然の道筋であると思います。
しかし、本院に設置された政治倫理協議会は、田中問題の具体的決着をつけることがないまま、政治倫理審査会の設置等を建議し、これを受けてこの国会法の改正案の提出に至ったものでありますが、この措置では田中問題、ロッキード事件の具体的決着に役立たないばかりか、それを制度的に棚上げすることにもなりかねません。
さらに、これまでの経過に照らして、倫理綱領や行為規範が一般的、抽象的なものにとどまり、あるいは政治倫理審査会も非公開が原則で、証人喚問もできないものであるならば政治倫理確立という課題についても具体的実効性が期待できないと思います。
以上の理由で、我が党はこれに反対の意見を表明するものであります。