久保亘の発言 (外交・総合安全保障に関する調査特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○久保亘君 確かに部分的なその発表はございます。しかし、それはこの経済援助の中身を十分私どもが議論するようなものとはなっていないのであります。しかも、今日、フィリピンの疑惑に限って言うならば、マルコス文書それからフィリピン自体が出している資料、証言、こういうものがたくさんございます。この中には明らかに日本の国民の税金が不当、不正に使われたのではないかと思われる内容を多く含んでいるわけであります。
だから、疑惑を解明して今後経済援助が正しく使われるようにしなければならないというならば、その疑惑を解明するためには、今疑惑として出されている一切の資料が正確であるかどうかを確認するために、これに対応する政府の資料を出してもらわなければいかぬのであります。しかし、この資料を一切政府が出さないというならば、政府がフィリピンにおけるいろいろな疑惑にこの疑惑を隠すことにおいて加担していると言われても仕方がない。だから、今後行われる契約とかいろいろなプロジェクトを進めていくために、公表できない時間的な制約を持っている資料などを無理に出せと言っているのではないのであります。疑惑の解明に必要な資料については、政府がみずから、または国会が求めればこれは積極的に公表し、国会での審議に付する、こういう態度を政府がおとりになることが今後の海外経済援助を根本から見直していくまず第一歩であると思うのでありますが、その点で中曽根内閣として御協力いただけますでしょうか。