三塚博の発言 (本会議)
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○国務大臣(三塚博君) このたび中曽根内閣におきまして運輸大臣を拝命いたしました三塚博であります。今後ともよろしく御鞭撻のほどお願いを申し上げます。
それでは、小野議員から御質疑がございました国鉄問題の三点について申し上げます。
総理大臣から哲学、基本的な構想、これの取り組む姿勢については詳細にお話がございました。若干詳しく申し上げさしていただきますならば、雇用安定、雇用の場の確保、これはまさに国鉄改革の最大重要事でございます。政治、政府の責任におきまして改革が断行されるわけでありますから、国鉄に職を奉じた各位が他に御転職をいただく、その職場の確保、御家族も抱えておられることでありますから、これに政治が集中して当たりますことは議会制民主主義の根幹であろうかと存じます。さような点におきまして、総理が申されましたとおり、内閣が全力を挙げてこれに取り組まさしていただくということであります。
さらに、中心的な組合というお話がございました。労使ともに共通の認識をお持ちいただき、ともに忌憚のない意見交換をいたしますならば、必ず共通点を見出せるものと期待をいたしておるところであります。
さらに、財政の赤字の問題につきましては、総理御指摘のとおり、本改革の最大のポイント、第二点がこの長期債務の処理であります。
監理委員会は、十六兆七千億円の国民による解決を答申いたしました。これを政府として最大限に尊重しながら、その処理方式につきましては、国民、政府全体として取り組んでまいるわけでありまして、総理御指摘のとおり、国鉄みずからの自主努力を行使しつつ、その中において全体を展望しつつ、十六兆七千億の処理につきましては、政府の責任においてこれを処理してまいるということに相なります。
さらに、分割・民営化の便益確保の問題でありますが、総理の指摘のとおりでございます。
鉄道は、その地域と一体でなければなりません。鉄道は、その地域の利用者のニーズにこたえるものでなければなりません。そういう意味で、機動的に、また生活態様に合った形のダイヤ編成、さらに地域の鉄道として血も身もある運営が行われるということで地域の便益が確保されてまいると信じております。
以上で終わります。(拍手)
〔国務大臣海部俊樹君登壇、拍手〕