渡部行雄の発言 (決算委員会)
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○渡部(行)委員 これはあくまでも推定ですから、まあ私どもは実態調査をいたしまして、とても六〇%の石が規格に適合しておるとは到底思われません。
そこで、特にこの野内防波堤及び土屋石材土場、ここの石の試験結果について、八戸工業大学土木工学科の杉田教授に依頼して、その試験結果がまとまって報告されております。そこで、ここにはいろいろ細かに所見が述べられておりますが、時間の関係上まとめてひとつ結論的なものを申し上げますと、
岩石の風化作用とは、岩石が大気、地表水、動植物などとの接触域で受ける変化のことである。これを定量的に表示することは現時点では困難である。しかし、今回の供試体は視察によっても、また、比重、吸水率、圧縮強度などの物理的、力学的試験の結果からみても、相当程度風化の進行した岩石であることは間違いない。
吸水率の大きい材料は凍害を受けやすく、内部に吸水された水が冬期において凍結融解を繰返し、材料の劣化を促進するという事実も積雪寒冷地である本県においてはとくに留意されなければならない。
殆どの土木工事においては竣工後の長期間の信頼性と供用性を確保するために、このように風化した岩石を除去して行われるのが通常である。社会資本としての公共性を有し、具それ故に長期間の安定した供用性と高い信頼性を要水される土木構造物にこのような低品質の材料が、数年間にわたり相当量使用されたことは極めて遺憾であり、また、信じがたいことである。
こういうことが大体まとめとして言われているわけですが、これに対してはどういうふうにお考えでしょう。